第4の教え:話を聴いて欲しい!

新聞の見出しに
「占いが当たらなくても良い、
ただ話を聴いて欲しい」と、
出ていました。
気持が伝わります。
その通りです。
ただただ、話を聴いて欲しいのです。


人は、話を聴いてくれる人を探し求めています。
ただ、
静かに話を聴いて貰えるだけで、
心は落ち着くのです。
人は、嫌な事、
辛い事、
苦しい事、
悲しい事、
寂しい事を、
言葉にして出し、
聴いて貰えれば
心の中の「わだかまり」が抜け、
楽になれます。
それをせずに、
心の中に閉じ込めているので、
余計に苦しみが膨らんでいきます。
悩みを話し、その事を
「肯定も否定もせず」、
そのままの思いを聴いて貰えるので、
癒されるのです。

私たちは、
何でも話を聴いて貰える場所、
相手を探し求めています。
「心の居場所」を!

本来は、それは「家=家族」でした。
外でどんなに辛い事、
苦しい事、
悲しい事があっても、
家に帰れば、
私の話を聴いてくれる、
分かってくれる。と、
言う思いがあるので、
外で頑張れます。
処が悲しいかなその居場所が、
希薄になって来ています。

その代わりの場所が
「占い」の場でも在ります。
受講生の中には「占い」を
仕事にされている方も居られます。
占いをしているうちに、
その人の心の中に深く関わるので、
しっかりと、対応が出来るようにしたい思いで、
来られています。

カウンセリングがまだまだ
一般に普及していない世の中です。
この、話を聴いてくれる存在は、
とても貴重で、
心の居場所になります。

私は、カウンセリングという場所だけでなく
どんな形でもいいので
「話を聴いて貰える、心の居場所」が、
増える事を願っています。

「庶民派:下町の心の吐き出し場」を!